大和田忍 さん

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どうも!
昭和の残り香こと大和田忍です。

名古屋でナンジャーレという演劇スタジオの代表をやっています。

ですが意外と人と接する機会が少ないので、誰なんだあの人はという方も多いと思います。
そこでまず簡単な自己紹介を。

1977年岐阜県岐阜市折立で生まれ育つ。
『ボンボン坂高校演劇部』に影響を受け、高校で演劇部へ入部。
卒業後、劇団ザ・シャカリキという団体に所属し役者として参加。
その後活動の拠点を岐阜から名古屋に移し、その頃から脚本と演出もやるように。
しかしだんだんと活動に限界を感じ、もっと深く演劇と関わりたいと思い一念発起。
2009年に、演劇スタジオとしてナンジャーレを立ち上げ現在に至る。

そんなナンジャーレのコンセプトは、「増える!演劇人」です。
これは、やる人も観る人もどんどん増えるといいなという希望です。
沢山の人が芝居を観て、沢山の作品が創られていく、そのサイクルの活性化の一端を担えればと思っています。

具体的には、劇団数自体が増えていくような環境づくりを考えています。
旗揚げ公演には技術的にも集客的にも色々な疑問や不安があると思いますが、それを乗り越える為のまず一歩を始めやすいよう機材や金額を設定しました。
実際、ナンジャーレでの公演には旗揚げの割合が多くなっており大変嬉しく思っています。

また、最近は長谷川さんから提案してもらったイベント『ミソゲキ』の効果もあり、沢山の方に知って頂き、利用して頂けるようになってきました。
本当にありがとうございます。この場を借りて感謝感謝です。

さて、佐和ぐりこさんから頂いていた質問、「小屋主を始めて気づいた名古屋の演劇事情」についてです。

実をいうと、演劇事情!なんていうだいそれた話はないです。申し訳ない。
ただ最近感じた事なんですが、ご予約から公演までの期間が短いなという事。
うちの団体が公演をするときは、半年から長いと一年前ぐらいの予約をしてたのに、最近は3ヶ月ぐらいしかなかったりします。
創作期間が短いメリットとしては、年間を通して公演をたくさん行えるというところが大きいですね。
それでいて作品が雑になっているわけでないので、集中して効率よく練習が行えているのだと思います。
ワークショップが盛んに行われているのも関係しているのでしょう。
反面、難しいところとしては、宣伝期間が短くなり、さらに年間公演回数が多くなるので観客をいかに確保するかというところかと思います。
僕は、芝居をやる人が芝居を観る人というのは自然な事だと思っています。
それは、芝居をより楽しく観る為には、観る側にもある程度の演劇という表現に対する理解などが必要だと思うからです。
うまく表現できないのですが、やはり芸術であるかぎり受け取る側も作品に近づかなければならないし、だからこそ観劇は楽しいものであると思っています。

これまでのナンジャーレでの公演や、大晦日まで行われる演劇イベント『ミソゲキ』を通して、名古屋の演劇はアツい!と言って間違いないです。
そんな動きをみて一般の方たちが「お!面白そうな事やってるな。」と興味を持って頂ければこれからの名古屋演劇はさらに広がっていくと思います。

という中で、小屋主としては早めのご予約はやっぱりとっても嬉しいです!
ナンジャーレでは早期予約割引や年間でのリピート割引も行っておりますのでぜひご利用下さい☆

それでは次の方へバトンを渡します。

THE SLAPSTICK SHOWの小崎康史くんです。
私の団体に何度も何度も客演してくれていて、俳優にして作家でもあります。
一般的な呼び名は『こさっき~』なので、こちらで呼ばないと振り向いてもらえないかも知れません。
だけど、最近の活動をあまり知らないのでそこらへんを詳しく教えてもらえればな~と期待してます。

そこで質問!
やっぱりこさっき~といえばコメディだと思うのだけど、作品を作る上で必ずこれだけはいれよう!という要素、もしくは気をつけている事はありますか?
よろしくお願いしまっす。