菅沼翔也 さん

【名前を教えてください】
丹羽智則さんからご紹介いただきました、
愛知県岡崎市出身の菅沼翔也です。

【所属はありますか?】
名古屋の「ホーボーズ」という事務所に所属しています。

ホーボーズはテレビ番組を作っている映像制作会社です。
現在、テレビ愛知「工場へ行こう」、東海テレビ「ニュースOne」
「SKE48は君と歌いたい」「スイッチ」などを作っています。

制作会社に所属する俳優。ちょっと珍しいタイプかもしれません。
かれこれ10年以上お世話になっています。

【現在の活動を教えてください。自己アピールがあればどうぞ!】

在名のテレビドラマや再現ドラマ、映画に出演するほか、
たまに舞台に出演しています。ペースは年に1、2本です。

あと、俳優業のほかに音楽活動もしています。

小さい頃から歌うのが好きで、気づいたら人前で歌うようになり、
今では自分で曲を作り、CDを手作りするようになりました。
これまでに計5枚のオリジナルアルバムを出しています。

そんなCDのほか、DVDや写真集、
また自身でプロデュースしたオリジナルグッズなどを販売する
オンラインショップ「菅沼商店」を2年前に立ち上げました。

人気商品は、クマとシャケのまぐわいロンT。
あと、架空の名湯「岡崎菅沼温泉」がお贈りする、
季節の温泉タオルシリーズはポップでキュート!オススメです。

24時間モーレツに営業中。いつでもお立ち寄りください。

菅沼商店【suganumahouse.com

最近ではラジオドラマや朗読など、声の仕事もさせていただくようになりました。
地元岡崎市タウン誌「レア」で連載するコラムは、今月で丸5年が経ちました。

ここまで書いてきて、
・小さくてもコツコツ続ける
・やりたいと思ったことを形にする
・ハンバーグが大好き
このあたりが自分の良いところかな、と思いました。

【印象に残っている感動した出来事はありますか?】

沢木耕太郎さんの「深夜特急」に憧れて、
学生時代にひとりでベトナムを旅したときのお話です。

首都ハノイのホアンキエン湖のほとりをうろうろしていると、
ふと気になった、通りに面した二階建ての黄色い建物。
その二階の窓の奥には、大勢の人影が…。

興味が湧き、吸い込まれるように建物の中へ入ると、
1階は旅行者向けのカバン屋さんでした。

アレ?と思いつつ店の奥へ進むと、細い階段を発見。
ゆっくり上っていくと、窓からの光とランプが照らす薄暗い店内で、
老若男女が小さな椅子に腰掛けお茶をする光景が広がっていました。

そこは、旅行者向けのカバン屋の上でひっそりと営業する、
地元の人向けの喫茶店だったんです。

旅行者は珍しいのか、沢山の視線…。気まずさを感じつつも、
努めてコメダに来たかのような振る舞いで、なんとか周りと同じものを注文。
たどたどしい英語ながら隣の人に話しかけました。

「What do yo do?」
「I’m student」

答えてくれたのは、歳の近いベトナムの大学生。
地元の人が通う喫茶店で、地元の人とお茶…。
憧れていた「深夜特急」のような展開に、自然と笑みがこぼれました。

しかし、ここで話は終わりません。
大学生は先に帰り、しばらくして、名残惜しさを感じつつ自分もお会計へ。
見よう見まねで支払いを済ませようとすると、なんだか様子がおかしい。
うまく取り合ってもらえません。ピンチです。
店員は身振り手振り、ベトナム語で何かを言っています。

「…え?さっきの大学生が払っていった?」

ほろ苦くコク深い、旅の思い出が抽出された一杯のコーヒー。
10年以上経った今でも、その味を忘れることはできません。

【今度の活動予定を教えてください】

6月に初めて写真展を開催することになりました。
題しまして…、「岡崎24節気少年」

■二十四節気の初日に岡崎市内で撮る
■良い!と感じたところでシャッターを切る

そんなルールのもと、故郷の風景を撮った写真展です。

撮影期間は2020年6月5日から翌年5月21日までの約1年間。
バラエティに富んだ1年の記録になったと思います。

そんな写真を撮っていた頃に出来た歌を弾き語る、
アコースティックライブも週末に予定しています。

ぜひ岡崎観光にいらしてください!

菅沼翔也写真展&LIVE「岡崎24節気少年」
日時:6月14日(火)~19日(日)10時~18時(最終日16時半)
会場:彩雲堂ギャラリー
   岡崎市康生通南1ー17
◎名鉄「東岡崎駅」2番線バス乗り場から乗車
「康生町」バス停下車、徒歩1分
 東岡崎駅から徒歩約10分、スキップ約5分

【誰へバトンを渡しますか?】

次は、藤田誠樹くんへバトンを渡したいと思います。
舞台でご一緒してから、仲良くなりました。
名古屋の数少ない、ごはんに行く可愛い後輩です。
身体のキレに関しては、名古屋随一ではないでしょうか!

そんな誠樹くんにお尋ねします、
「西尾でお茶するならどこですか?」

よろしくおねがいします。