伊沢勉 さん

伊沢 勉(いざわ・べん)

テレビ、ラジオなどマスコミ関係は「有限会社ともだち」に所属しています。演劇に関しては「伊沢勉の会」を中心に活動しています。所属は僕一人です。また、着ぐるみ、紙芝居、パペットを中心とした「劇団ベンベン」も並行して活動しています。20歳で、東京の小さな劇団で初舞台を踏む。それ以来、今日に至るまで演劇をしています。途中、テレビやラジオを並行してやらせて頂きました。「劇団ベンベン」は53歳位からコツコツ始め現在に至ります。

還暦になり、テレビ、ラジオの仕事も徐々になくなり、もう一度自分のやりたい芝居がしたくなり、「伊沢勉の会」を復活させ2019年、8月に「ナは七転び八起きのナ」という芝居をし、さあこれから、ガンガンやるぞという時にときに、コロナが蔓延し、2020年に決まっていた、舞台3本、テレビ、イベントの仕事が全てなくなりました。そして一時、「鬱」状態になりました。そんな時、「審判」の配信の話が持ち上がり、もう一度原点に戻り、演劇を積極的にやることにしました。

50代後半から、生きるためにやったデーサービス、ペンキ塗り、植木の剪定、土建業などの経験も、脚本にも生かして書いています。今書いてる作品が仕上がったら、少年時代に思い描いた「冒険物」にチャレンジします。

基本的に、「転んでもただでは起きぬ」という考えを持っています。それから「マイナスとマイナスをを足すから、マイナスになるんだ。マイナスとマイナスを掛ければプラスになるだろ」という考えで生きてきました。これからも、そうやって生きていきます。あと何本、書く事ができて、どれだけ舞台に立てるか? 客にサービスはするが媚びはしない、肉体を追い詰めた舞台をしたいですね。

コロナになり、2020年は全ての演劇活動を中止となりました。

2020年12月 「審判」配信のみ

2021年2月 「ニュートンのゆりかご」プロデュース、脚本、演出
     7月 一人芝居「審判」出演
     11月 「マー君のランドセル」プロデュース、脚本、演出、出演

今後の予定は、6月に「リア王」名古屋、大府が決定しています。

伊沢勉の会として、「ハモニカ」あるいは「田中さんちのコロナ」を年内にできるよう動いてる最中です。脚本は2本とも出来上がっています。他に書いてる脚本が長編が1本、短編は完成本が3本、作成中が3本あります。コロナで動けない間は、とにかく脚本を書く事にしています。

中田さんは、名古屋の女優の中で、一番魅力的だと思っています。見た目は、良妻賢母みたいな、可愛くて品のある感じですが、最近は、ヒステリックで尚且つ、女性独特の嫌らしい女も演じ分ける事ができます。主役も脇役もこなすことができます。一番素敵な所は、演劇を心から愛してる所です。是非、女房あるいは愛人、恋人役で共演したいと思っています。

大きな落ち込みは、還暦の手前でデーサービスのアルバイトを始めたときです。20代後半で、本の配達。30台中盤で植木の剪定の仕事をして以来でしたから、なかなかきつかったです。その間、演劇、テレビ、イベントで何とかやってこられましたから。コロナで、舞台が全て飛んだ時は、鬱気味になりました。こういう仕事(舞台)をしてれば、落ち込むのは日常茶飯事です。若いときは、お酒を飲んで人と話して解消してた時が多かったですね。でもこの状況では、それもなかなかそれもかないません。

これからの人生の事を考えると、急に落ち込みます。若いときはそうでもなかったのに・・・年を取るのは、残酷です。時々、夢も希望もないと思い、酷く沈みます。まあ、これは演劇をやってなくてもそうですが・・・だから、目先の舞台の事に集中することにしています。それから、若い人と舞台に立つことにしています。エネルギーや、自分にない発想を貰えて、刺激を得ることがありますから。

最近は、ストレス発散はウォーキング、脚本を書く、ワイルドライフを見る(動物を見てるとストレスが発散できます)、演劇関係の人と芝居の話をする、演劇の関係ではない方々と、酒をに呑みながら馬鹿話をする、時には真面目な話もします(クロアチアの話、ドラゴンズの話など・・・)

役者でストレスがたまったことはあまりないです。できなかったときは、自分がすべて悪いと思ってますから。

次にバトンをお渡しする、丹羽智則さんは殺陣が得意な役者ですね。名古屋おもてなし武将隊のに長年所属していて、今はナゴヤ座に所属し、定期的に舞台に立っています。他の芝居にも、積極的に参加しています。軽い芝居が出来るようなると、芝居にも幅ができ、より魅力的な役者になっていくと思います。大いに期待しています。

これから、機会があったらどんな芝居をやってみたいですか?