座☆NAGAKUTE『無頼漢』

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座☆NAGAKUTE『無頼漢』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

今回初めて取材に伺わせて頂きましたが、長久手の市民劇団ということで老若男女色々な方が参加されていて、和気藹々と稽古を進めておられました。

芝居をやりたい、関わりたいという方が自主的に参加されていることもあって、技術云々とはまた違う、芝居をやることの喜びみたいなものを感じ取ることが出来ました。

●佃典彦さん(作・演出)の話

――座☆NAGAKUTEというのはどのような劇団なのでしょうか。

佃典彦さん(以下佃):立ち上げ自体には立ち会ってはいないのですが、元々文化の家が出来た時、まだ長久手町だったんですけど、地元の劇団を文化の家が持って、そこから演劇活動が出来る人材を育てようということで出来たそうです。最初の何年かは内山千吉先生が指導されていて、ぼくに代わってから10年くらいです。

――長久手市の方じゃないと参加出来ない劇団なのでしょうか。

佃:そんなことはないです。名古屋市から通っている人もいます。尾張旭とかの人もいます。基本は長久手市の人達ではあるんですけど。

――稽古場に入って驚いたのですが、今回殺陣をされるんですね。

佃:今回時代劇なんです。アクションクラブの杉本さんに殺陣を付けて貰っています。ぼくのイメージをうまく拾い上げて形にして貰っています。

――今回時代劇にされたのは何か理由があるのでしょうか。

佃:去年は横内さんの本だったり、普段は色々な本をやらせて貰っているんですけど、今回は第30回公演ということでぼくの本でやりましょうと。ただ人数が多いので、そこでぼくの作品となると、以前流山児事務所に書いた無国籍風のチャンバラ劇がちょうど良いかと。歌舞伎の『天衣粉上野初花』を元にした演目なんです。

――チラシに『死体』って役があるんですが、これはなんですか(笑)。

佃:死体というか幽霊ですね。本当に死んでる訳じゃなくて、貞子みたいなのが沢山出てきます。

――今作の見所を教えてください。

佃:冒頭から終わりまで息をつく暇もない感じで話が進んでいくエンターテイメント作品です。殺陣や舞台セットも見所です。

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座☆NAGAKUTE『無頼漢』

作・演出:佃典彦
会場:長久手市文化の家 風のホール
日時:2018年3月17日(土)~18日(日)

詳細はこちら
http://thenagakute.gozaru.jp/index.html