MEGUMI、佐渡恵理監督、濱尾ノリタカ、NANAMI登壇! 映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』公開記念舞台挨拶

クリエイター育成・発掘の短編映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season8』が、1月16日(金)よりミッドランドシネマ名古屋空港ほかにて2週間限定で全国絶賛公開中。

2020年より始動した、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする『MIRRORLIAR FILMS』(ミラーライアーフィルムズ)は、メジャーとインディーズを超えた多彩なクリエイターによる短編映画制作プロジェクト。2025年のSeason8までに著名クリエイターから一般公募まで、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した57本の短編映画を劇場公開。

今回の『Season8』の短編ラインナップは、全6作品。『Season7』での愛知県東海市との取り組みが評価されたことが記憶に新しい本プロジェクトの今度の舞台は岡山県。岡山県倉敷市出身のMEGUMIがプロデューサーとして参加、そして松田美由紀が監督として参加。女優をはじめ、歌手、写真家、映像作家と幅広いフィールドで才能を発揮させている松田美由紀が監督・脚本を務め、主演に原田美枝子を迎え、パチンコ屋を舞台に、文子と土井の邂逅と交流を描いた『カラノウツワ』。タレント、俳優、実業家、ドラマのプロデューサーなど、多彩な活躍を見せ、今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭の会期中に実施した日本映画の魅力を世界に発信する「JAPAN NIGHT」も大盛況となるなど目覚ましい活躍の、岡山県倉敷市出身MEGUMIがプロデューサーとして参加し、映像作家/アートディレクターコマーシャルフィルム、ミュージッククリップ、インスタレーションなどで独創的な世界観を魅せ、「誰も見たことのない絵が撮れる」とMEGUMIに絶賛された佐渡恵理が監督を務め、主演に濱尾ノリタカを迎えた『The Breath of the Blue Whale』。上記2作品は「岡山フィルムプロジェクト」として、「映画で、ひらく。」をテーマに掲げ、映画を通じた岡山県の地域活性化と次世代クリエイターの育成を目指した取り組みの一環として制作されており、この2作に関しては備中エリアを中心に全編岡山県内で撮影された。さらに、第78回カンヌ国際映画祭でスペシャル・メンション(特別賞)を受賞した、バングラデシュの俊英アドナン・アル・ラジーブ監督による『ALI』、公募作品3本(『CUT!』、『愛骨』、『ラの♯に恋をして』)がラインナップされている。
 
この度、短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』の公開記念舞台挨拶を名古屋で実施。『The Breath of the Blue Whale』のプロデュースを務めたMEGUMI、監督・佐渡恵理、主演・濱尾ノリタカ、共演・NANAMIが登壇しました。

MEGUMI『素晴らしい二人が奇跡的にジョイン』
濱尾ノリタカ・NANAMIを絶賛、佐渡監督のこだわり

・日時:2026年1月17日(土) 15:30~16:00
・場所:ミッドランドシネマ名古屋空港 スクリーン10(愛知県西春日井郡豊山町豊場林先1番8)
・登壇者(敬称略):MEGUMI、佐渡恵理、濱尾ノリタカ、NANAMI

 

とても美しい映像としても評価の高い本作。プロデューサーを務めたMEGUMIは、自身の出身地でもある岡山県で撮影されたことについて、実は思い出深く縁のある場所であり、そうと知らずに佐渡監督がロケーションとして選んだようで、「恥ずかしい感覚とエモーショナルな感覚といろいろな気持ちになった。」と明かしつつ、「大人になって自分の血液になっているような場所に再会して、こんなに美しいところだったんだな。」と地元の魅力を再発見できたこと、そしてそんな場所を映像にとじこめることができたことの喜びを語った。とにかくいろいろなところを廻り、良い場所を逃さないようにとシナハン・ロケハンに時間をかけた佐渡監督。なかでも撮影したいと強く願った場所があったのだが、スケジュールに収まらず断念。もし撮影ができていたら「違うストーリーだった。」と裏話も明かした。

本作は、AIが発達した近未来を舞台にマッチングサービスで出会った男女の姿を映し出したラブストーリー。『MIRRORLIAR FILMS』では、やったことのないことをやってみる“チャレンジ”をミッションとして掲げており、そんなプロジェクトに感銘を受けたMEGUMI。“自分もやったことがないことをやってみよう!”と思い、「ラブストーリーは作ったことがなく、作ってみたかった。」と語った。佐渡監督もセリフのないショートフィルムをやってみたという思いがあり、対話を重ねながら「こうしようとは決めず、やりたいことをディスカッションしていきながら、ミルフィーユのように重なってこの形に着地した。」と制作過程を話した。また、MEGUMIから日本のショートフィルムに対して、“絵をこだわったものが作れたらもっとよりよくなるのではないか”という提案にも共感をした佐渡監督は、絵づくりに集中し、セリフのないラブストーリーをかけ合わせ、いろいろな要素も肉付けをし、最終的にはSFラブストーリーになったということも明かした。

 

一方、セリフがない役にチャレンジしたNANAMIは、初めての演技に挑んだ当時を振り返りながらも、「言葉がないから、表情や呼吸に意識がいった。そういったところから見えるもの、伝わることや感じられることがたくさんあると思った。」と語った。濱尾もNANAMIに賛同しつつ、「目線にこんなに意味があるのか!」と驚きがあったよう。「(視線によって)自分の気持ちの持ち方も変わるかつ、NANAMIさんのリアクションも変わって敏感にくみ取ってくださって。」と、言葉がないのに伝わることを実感したことで、「それ以降の現場でも(役者として)技術や経験値として必要なものが得られた。」と感謝した。それを受け、佐渡監督は「素晴らしい表情をしていた。」と語り、MEGUMIもNANAMIについて「やったことがないというフレッシュさと緊張感の複雑の思いが(役に)ピッタリ、見事にハマっていた。」とし、濱尾についても「この作品の一番言いたいこと背負ってくれている感じがあった。」と評価。「素晴らしい二人が奇跡的にジョインしていただいたね。」と佐渡監督と一緒に噛みしめていたことを明かし、改めて二人を絶賛した。

そして、これまで舞台挨拶では語られなかった本作のタイトル「The Breath of the Blue Whale」の話題に。実はタイトルがなかなか決まらず、そこには佐渡監督のこだわりがあったことを明かしたMEGUMI。15分間水の中に潜るシロナガスクジラをNANAMI演じるマリの感情にもあてはめたという佐渡監督は、クジラが上にあがってきて呼吸する瞬間をスロモーションで自身の中にイメージとしてもっており、「溜めて、溜めて、息をするような15分間の部分を、マリの感情とかけあわせてこのタイトルにした。」と語った。また、濱尾演じるシンがオカリナを吹くシーンにも触れ、撮影の3日ほど前に監督が急遽依頼、実際に本人が吹いた音を使用できてホッとしたという。実はその裏には、濱尾の短期間での賢明な努力があったことが明かされ、「オカリナの音が良い音に聞こえていたら嬉しい・・・」とポロリ。会場からの温かな拍手に喜びつつ、オカリナのシーンを改めて自身で観た時には思わずウルっとしてしまったことを明かした。

名古屋での舞台挨拶にちなみ、名古屋での思い出を振り返ると、MEGUMIは若槻千夏さんと出演していた番組「なつめぐ堂」を回顧し、独特のグルメや面白いカルチャーに「名古屋好きでした、毎週来ていました。久しぶりに帰ってきた感があります。」と名古屋愛を語った。一方濱尾も、舞台挨拶や大河ドラマでの撮影のほか、学生時代プライベートで名古屋に来たことを明かし、名古屋メシ・ひつまぶしでの学生ならではの可愛くも苦い思い出を告白。「いつかMEGUMIさんのようにたくさん食べられるようにお仕事頑張ります!」というほっこりエピソードには会場も笑いに包まれた。

舞台挨拶の最後、MEGUMIは「たゆたうなかに私たちの小さな幸福というものがあるんじゃないかと思います。また、いろいろなショートフィルムを観ていただいて、普段考えないことをお考えになったと思うのですが、そういうことが素敵な時間だと思います。」と本日感じた思いと共に映画を広げて欲しいと会場に呼びかけた。

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短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』

1月16日(金)より2週間限定劇場公開

製作:伊藤主税 阿部進之介 山田孝之 関根佑介 松田一輝
プロデューサー:MEGUMI 大橋和実 川原伸一 西原一憲 三輪夕奈
制作:and pictures
宣伝:ローソンエンタテインメント
配給:アップリンク
支援:岡山フィルムプロジェクト
後援:岡山県/岡山市/倉敷市/岡山県観光連盟/岡山県文化連盟/岡山県教育委員会 
94分 ©2025 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
https://films.mirrorliar.com/