投稿者「名古屋演劇アーカイブ」のアーカイブ

メニコン シアターAoi主催事業『森下真樹 ベートーヴェン《運命》全楽章を踊る』コラボレーションピアニスト決定

2026年2月7日(土)、8日(日)にメニコン シアターAoi(名古屋)で上演する、森下真樹による舞台『森下真樹 ベートーヴェン《運命》全楽章を踊る』に、ピアニスト・古田友哉が出演することが決定。

IKIKO・森山未來・石川直樹・笠井叡が振付を手がけ、愛知ゆかりのピアニスト・古田友哉が全編を生演奏で共演。
この舞台が観られるのは、名古屋だけ。

本作は、ベートーヴェン《交響曲第5番「運命」》の全4楽章を、MIKIKO、森山未來、石川直樹、笠井叡というそれぞれの分野で第一線で活躍する4人の表現者が振付を手がけ、森下真樹が全編を一人で踊るダンス作品です。

この作品はこれまで、上演地ごとにオーケストラやピアニストとの共演によって多様なバリエーションで上演されてきました。
今回の名古屋公演では、愛知県および会場にもゆかりのあるピアニスト・古田友哉を迎え、ピアノ一台による全編生演奏でお届けします。

古田は、イタリアのアンドレア・バルディ国際ピアノコンクールで第1位に輝くなど、数多くの国際コンクールで受賞を重ね、世界最大の音楽祭であるザルツブルク音楽祭への出演や、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団との共演をはじめ、国内外で高く評価されている実力派。まさに名古屋や東海圏を牽引するピアニストです。

本作は、名古屋公演限定の“今ここでしか聴けない・観られない”かたちで進化。
ピアニスト・古田友哉と、ダンサー・森下真樹、4人の振付家によるコラボレーションにご注目ください。

プロフィール

古田友哉(ピアニスト)
岐阜県多治見市出身。2018年、世界最大の音楽祭の一つであるザルツブルク音楽祭に出演し、好評を博す。名古屋市立菊里高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を経て、(財)ヤマハ音楽振興会留学奨学生としてザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程ソリスト科、同大学ポストグラデュエート課程を最優秀の成績で修了する。第7回A・バルディ国際ピアノコンクール第1位、第3回メーロス国際音楽コンクール第1位、第2回K・トカチェフスキ国際ピアノコンクール第3位、ドビュッシー室内楽コンクールにて第2位、聴衆賞、特別賞受賞。ソリストとして梅田俊明指揮、名古屋フィルハーモニー交響楽団、松尾葉子指揮、セントラル愛知交響楽団と共演。室内楽奏者としてベルリンフィル第1コンサートマスターのノア・ベンディクス=バルグリー氏をはじめ、ベルリンフィル、ミュンヘンフィル、フィンランド放送響、NHK交響楽団のメンバーらと共演を重ねる。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」やCBCテレビ等各種メディアにも数多く出演。 NHK名古屋文化センター講師、バロー文化ホールミュージックアドバイザー。HITOMIホールアーティスト(2021〜23)
ウェブサイト: officefuruta.com

森下真樹(出演)
振付家/ダンサー
幼少期に転勤族に育ち転校先の友達作りで開発した遊びがダンスのルーツ。これまでに10か国30都市以上で作品を上演。様々な分野のアーティストとコラボし活動の場を広げる。市民参加型プロジェクトで偶然ベートーヴェンに出逢い、以降、自身のソロ「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」(振付:MIKIKO、森山未來、石川直樹、笠井叡)や、森下スタンドによる全力で歌い上げるかのような祝祭感溢れる群舞「踊れ、第九!」を展開。両作品ともフルオーケストラとの競演を果たす。 現代美術家 束芋との作品「映像芝居『錆からでた実』」は2020年に全米4都市ツアーが実現。100人100様をモットーにワークショップや作品づくりを行う。周囲を一気に巻き込み独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。第8回(2014)、第19回(2025)日本ダンスフォーラム賞を受賞。2015年~2017年(公財)セゾン文化財団シニアフェロー。(一財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。(写真 ©︎RYO OHWADA)
http://maki-m.net/