投稿者「名古屋演劇アーカイブ」のアーカイブ

人魚座『ガーネットの舟』

――公演概要

人魚座はまったくの新しいメンバーで集まった演劇ユニットです。
愛らしく妖しい人魚の小さな群れでございます。ほんのひととき人魚の遊び場をごらんになってくださいませ。

小林倫子プロフィール:演劇ユニット人魚座主宰。作、演出。
1995年 劇団 微熱集団 37.5℃を旗揚げ、劇作を担当。役者としても活動。
2001年 劇団解散後、二十年の育児休暇。
2022年 演劇ユニット人魚座を結成。同年7月名古屋七ツ寺共同スタジオにて「ガーネットの舟」公演予定。絶賛稽古中。
女子キャストのみによるファンタスティックな不思議世界を構築する。

――作品のあらすじ

どのくらい昔なのかもわからない、ずっと古くから動き続けている謎の工場で、四人の少女たちが働いている。彼女たちの仕事はなんなのかもわからない、秘密だらけの不思議な工場。彼女たちはおまじないとして呪文を唱える。やなぎのえだゆらゆら、やなぎのえだゆらゆら。
それはいったい何を意味するのか、彼女たちは知らない。
やがてひとりの老婆があらわれる。老婆は何かの秘密を知っているようだ。
だんだんと、工場と少女たちの秘密が露わになってくる。

――特にどのような人に観て頂きたいか

どなたでもお気軽に観て頂きたいです。どなたでもご自由に観て、ご自由に好きか嫌いか、面白いか面白くないか判断して頂けたらと思います。なにかと規制があったり不自由だったりしますので、劇場の中くらいは、「作品を受け取る自由」と「感じる自由」は全て観客に委ねたいと思っています。

――作品の見所

登場人物の個性とそれぞれの持つ魅力です。見事にバラバラな女の子たちのぶつかり合いやはしゃぎ合いをぜひどうぞ。
ほのかにホラー風味の味付けもしてあります。

主人公は、工場で働く四人の少女たち。
彼女たちは「仕事」をしながら、こんな呪文をつぶやきます。
「ヤナギノエダユラユラ、ヤナギノエダユラユラ」
これが何を意味するのか、本人たちは知りません。
けれどもその呪文の効果は、確かにそこへ届くのです。
是非、いったい何が起こるのか、劇場で目撃してください。

――その他伝えたいこと

女の子ばかりのお芝居を作りたいと思い、意を決してSNSで呼びかけたところ、集まってくれたメンバーで構成されています。旧知の人もいますが、ほとんどが初めましてです。我ながら無茶というか無謀というか正に手探りで始めましたが、これが役者スタッフともに皆素晴らしい。よくこんなどこの誰ともわからないおばさんのもとに来てくれたなと感謝しかありません。彼女達は稽古の度に驚くほど輝きを増し、私が書いた以上の表現を繰り出して来ます。出演者の年齢の幅も広く、それぞれが他と決してかぶらない深い個性と魅力を発揮しています。私にできることは、この彼女達の魅力と彼女達の巻き起こしている何やかやをそこなうことなく舞台へ乗せることだと考え、演出をつけています。もちろん戯曲に意図はあり、けれどそんなことは彼女達はとっくに承知で、その上できらきらしい魅力を振りまいてくれるのです。こんなにも恐ろしくも頼もしいことがあるでしょうか。タイトルになっている舟に乗って人魚たちにどこかに運ばれているのは私かもしれません。(主宰小林倫子よりメッセージ)

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人魚座『ガーネットの舟』

作・演出:小林倫子
会場:七ツ寺共同スタジオ
日時:2022年7月22日(金)~24日(日)
出演:小椋奈々、三都雅、田村由似、ましゅちゃん、吉川加良子、岩井美佐子(劇団Exciting Drive)
スタッフ:吉戸俊祐、岩井美佐子(劇団Exciting Drive)、高倉麻耶(パズル星団)、山中ゆきこ(試験管ベビー)

チケット予約
https://www.quartet-online.net/ticket/ningyoza

詳細はこちら
https://twitter.com/ningyoza2022