劇団B級遊撃隊 第6期研究生公演『Sの背骨』の稽古場にお邪魔させて頂きました。
今回の作品は第6期研究生の皆さんが中心に出演される公演ということで、神谷さんの演出の下、必死に稽古に励んでいる姿がとても印象的でした。
既に正式な劇団員ではありますが、第5期の大脇さんと梅宮さんも参加されていて、非常にフレッシュな顔ぶれの公演になっております。
B級遊撃隊のこれからを担う研究生による公演ということで、今のうちから押さえてみてはいかがでしょうか。
●神谷尚吾さん(演出)の話
――今回この作品を研究生公演に選ばれた理由を教えてください。
神谷尚吾さん(以下神谷):特別無いですけど、たまたま浮かんだ感じですね。初演の時は女の子たちで作った記憶がありますし、今回の研究生も女の子ばかりでしたので、これにしたんだと思います。
――今回はいつもの慣れた劇団員では無く研究生を相手にした演出になりますが、普段の演出との違いはありますか。
神谷:変えてはいないつもりですけど、よく怒鳴っていますね(笑)。
――今作の演出でやってみたいこと、目指しているものはありますか。
神谷:今の所は研究生と稽古をしていくことだけですね。それだけでも大変なので(笑)。
●加藤尚美さん、横地亜美さん(出演)の話
――今回の芝居で特に気を付けていること、意識していることはありますか。
加藤:会話を成立させることと、自分の『つもり』をはっきり持つこと。自分がどうしたいかということをどこまで出すかとか、どこで変わるかとか。
横地:わたしは結構怒ったり、言わないといけない役なので、相手役の方からきちんと受け取ること。この人のここが腹が立つんだとか、それを明確にしようとしています。
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劇団B級遊撃隊 第6期研究生公演『Sの背骨』
作:佃典彦
演出:神谷尚吾
会場:姫池052スタジオ
日時:2015年4月10日(金)~4月12日(日)
出演:垣本由香利・加藤尚美・長谷川侑紀・横地亜美(以上第6期研究生)・大脇ぱんだ・梅宮さおり(以上劇団B級遊撃隊劇団員)