短編映画「The Chicken」、コンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』で世界中の映画祭から注目を集めた新鋭・空音央監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』が10月4日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
また、今月末から始まるヴェネツィア国際映画祭ではオリゾンティ・コンペティション部門への正式出品に加え、トロント国際映画祭、ニューヨーク映画祭、釜山国際映画祭への招待が決定!!日本のみならず世界中から期待の声が高まっています。この度、『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口竜介監督のコメント入り90秒本予告が到着!そして場面写真を一挙解禁。
大好きな音楽と、いつもの友達。この幸せはずっと終わらないと思ってたー
独特なサウンドと圧倒的にエモーショナルな映像美が描き出す、「友情の危うさ」― 90秒本予告が解禁!!
『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介監督から応援コメントも到着!!
この度解禁した90秒の本予告は、印象的なテクノサウンドが響くクラブシーンから始まる。主人公2人は大好きな音楽に身をゆだね、ふざけながらいつもの仲間たちと楽しく過ごす。いつまでも終わらないように思える幸せな時間が流れるが、学校の中庭に黄色い車がそびえ立った場面から、少しずつ不穏な空気が漂い始める。コウに「普通の日本人とはデモグラフィックが違う」と言い放つ校長(佐野史郎)、AI監視システム、何かに弾圧される人々、ガタガタと揺れる学校。フィクションのはずなのに身近に感じざるを得ない未来の描写が、観る者の心をザワつかせる。「音楽以外のことも考えねぇの?」「お前のいう大事なことって何?」と、ついに2人は衝突し、これまで一緒に見ていた景色が少しずつずれ始めてきたことを予感させる。
予告編の最後は「世界は変わっていくんだよ」というテキストと共にふざけあう後ろ姿が映し出される。果たして2人の選び取る未来は“HAPPYEND”なのだろうかー。普遍的でありながらも、これまでに見たことのない切り口で”友情の危うさ”を描いた本作。今の世の中と地続きでありえるかもしれない未来を、独特のサウンドと圧倒的にエモーショナルな映像美で表現した青春映画の新たなる金字塔が誕生した!
また、公開に先駆けて作品を観た『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口竜介監督から応援コメントが到着!!「見終えた後もずっと『HAPPYEND』の登場人物たちが自分の中を生きている。」と若き才能たちへ賞賛の声を寄せた。(全文は下記に記載)コメントは90秒本予告にも収められている。
さらに、真っ直ぐにそびえ立つ黄色い車、クラブで楽しむユウタとコウの姿、赤いレーザーで囲まれる生徒たちなど、謎多き『HAPPYEND』の世界観が垣間見える場面写真11点を一挙解禁!
本作は、今月下旬から開催されるヴェネツィア国際映画祭にてオリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定しているが、ワールドプレミアの上映を控える。また、第49回トロント国際映画祭、第62回ニューヨーク映画祭、第29回釜山国際映画祭への招待上映も決定!
濱口竜介監督 応援コメント(全文)
見終えた後もずっと『HAPPYEND』の登場人物たちが自分の中を生きている。
遥かな未来への予感を抱かせる、空音央と若者たちの出発点。
濱口竜介(映画監督)
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『HAPPYEND』
10月4日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
栗原颯人 日高由起刀
林裕太 シナ・ペン ARAZI 祷キララ
中島歩 矢作マサル PUSHIM 渡辺真起子/佐野史郎
監督・脚本:空 音央
撮影:ビル・キルスタイン 美術:安宅紀史
プロデューサー:アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ、アレックス・ロー、アンソニー・チェン
製作・制作:ZAKKUBALAN、シネリック・クリエイティブ、Cinema Inutile
配給:ビターズ・エンド
日本・アメリカ/2024/カラー/DCP/113分/5.1ch/1.85:1 【PG12】
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公式サイト:https://www.bitters.co.jp/HAPPYEND/
公式X:@HAPPYEND_mv
公式Instagram:@happyend.movie