河村梓 さん

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かこさん、ご紹介ありがとうございます。
公演直前の、しかも深夜に電話掛けてくるって、どんだけ追い詰められてたんですかね。
そして「大丈夫、俺、あんまり長い文章書けないから」とか言ってたクセに、バッチリ書いてるじゃないですか。
ほんといい加減な…。

皆さま初めまして。
河村梓です。
学生の時に芝居を始めて、その後しばらくフリーで活動した後、今は“オイスターズ”という劇団で役者やってます。
制作や音楽、衣装なんかもやっていたりします。

オイスターズは近年、ツアー公演が続いておりまして、今年は北海道から広島まで各地を回っています。
ありがたいことに、去年は韓国公演までしちゃいました。
芝居始めた頃の私には想像もできなかった状況です。
各地の美味しいものを食べ過ぎて、この数年で丸くなりました。
ふっくらというより、パンパンです。

そして次回公演は久しぶりの新作ですが、今のところ公演会場は東京だけの予定です。
もうどこが拠点だか分からない公演スケジュールです。

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オイスターズ第15回公演
『ここでいいです』
作・演出:平塚直隆
11月29日(金)~12月1日(日)予定 / 王子小劇場
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来年は名古屋でやると思いますので、オイスターズのことを忘れないでくださいm(_ _)m

さらに、うちの平塚と二瓶は今、東京に滞在して芝居を創っています。
流山児★事務所さんと初タッグです。

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平塚直隆《作・出演》 ・ 二瓶翔輔《出演》
文化庁委託事業 平成25年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
『僕の町』
演出:小林七緒
2013年8月30日(金)~9月8日(日) / 会場:Space早稲田
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冬には第12回AAF戯曲賞受賞作『豆』が、ニットキャップシアターのごまのはえさんの演出で上演されますし、
演出家の方によって平塚の本がどう立ち上がるのか、私もワクワクしています。

さて、自己紹介はこのくらいにして、かこさんの質問に。

『舞台中、他事考えますか?』

「まずい、お腹鳴りそう」とか、「あのお客さん寝てる…!」とかね。
考えちゃいますよ。
「あ、チャック閉まってる?」もありますね。
「今日○○さん観に来てるんだった!」は震えます。

今ツアー途中の『日本語私辞典』の場合は、作品の都合上、
とにかくセリフを一字一句間違えられないプレッシャーの中で舞台に立っているのですが、
そこで考えちゃいけないのが、「あ、このセリフ、噛みやすいんだ!」ってやつです。
これを考えちゃうと、噛むどころか何喋ってるのか分からなくなります。

かこさんは袖で台本読むって書かれてましたが、私あれもダメなんです。
あれやると、「あ、この続きはさっき確認できてない!」って不安になります。
すると途端に頭が真っ白になります。
大変恐ろしい事態です。

なので、他事、考えちゃいけませんね。
無理ですけどね。

…こんな感じで大丈夫でしょうか?

それでは次の方にバトンを。

劇団B級遊撃隊の吉村公佑さんです。
謎の多い方です。
関東にお住まいなのに名古屋の劇団に所属しちゃったって、どういうことなんでしょう。

そんな吉村さんに質問です。
「一体どうやって生活しているんですか?」

実は吉村さんとは、劇場で数回挨拶をしたことしかありません。
それとSNSなんかでちょろっと。
それが今回、この企画の為に初めてメールをしました。
人見知りの私に、踏み出す勇気をくれたこの企画に感謝します。
ありがとうございました。