劇団B級遊撃隊 第5期研究生公演『かぜごっこ』の稽古にお邪魔させて頂きました。
今回は、前回公演から加入された研究生を中心とした公演で、劇作部の徳留久佳さんが台本を担当されています。もちろん、これまでB級遊撃隊を支えてこられた劇団員の方々も参加されています。
稽古場は相変わらずの緊張感はありつつも、笑顔が多く、和やかな場面が多かったのが非常に印象的でした。特徴的な方々が集まったB級遊撃隊研究生。これからの劇団を担う皆さんの初舞台。非常に楽しみです。
●神谷尚吾さん(演出)の話
今回は徳留さんが台本を担当されるということで、普段の演出と違う部分はありますか。
→徳留の本を演出するのは4回目で、今回初めて彼が最後まで書いてきたんですが、よく分からない(笑)。でも、何回も何回も書き直してきて、段々と良くなってきました。なので、今回は彼の台本を尊重しながらやっています。
●徳留久佳さん(作)の話
今回の作品を書くに当たり、人数の制限であったり、研究生が多いという環境の中で意識した点、苦労した点はありますか。
→年齢が10代から60代近い人までいて、男が3人、女7人というのはなかなか大変だなと最初は思いました(笑)。でも今回は『風邪が流行る』ということを書こうかなと思っていたので、広い世代のほうが感じが出るかなあと思うようになり、段々と違和感は無くなってきました。
●當間郷史さん(出演)の話
今回B級遊撃隊に初めて出演されるということですが、稽古に参加された感想を教えてください。
→よく、積み重ねを意識しないと駄目だと言われます。ぼくは演劇をやったことがなくって、しかも兵庫県出身で、佃さんや神谷さんが凄い人だと分からないまま参加して、やっていくうちに凄い人なんだと思うようになってきました。でも逆に変なプレッシャーもなくやらせて貰っています。
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劇団B級遊撃隊 第5期研究生公演『かぜごっこ』
作:徳留久佳
演出:神谷尚吾
会場:姫池052スタジオ
日時:2013年4月4日(木)~7日(日)※6日(土)18時の回 アフタートークあり
料金:前売り:1,500円/当日:2,000円/ トリプル(3枚券):4,000円
出演:大脇ぱんだ・れお子・小島けいと・榊原仁美・田中絵理子・當間郷史・ぷーちん小龍(以上 第5期研究生)・佃典彦・山口未知・長嶋千恵(以上 B級遊撃隊)