ミソゲキ2011:ういろっく『短編 褪せた鳥』

ういろっく『短編 褪せた鳥』の稽古場にお邪魔してきました。

今回、京都から烏丸ストロークロック、東京からういろっくという愛知県外から参加する劇団もいるということでミソゲキも昨年よりさらに盛り上がりを見せました。

東京まで見学に行かせていただきましたが、劇団員の皆さんが本当に気さくな方ばかりで稽古場もとても楽しい雰囲気でした。
また、今回ミソゲキに参加される役者さん以外のういろっくに関ったことのある先輩役者さんたちも稽古場に来て色々と助言をされていました。

スタッフにも力をいれているというういろっくですが、今回も小道具ひとつひとつがお洒落だったり衣装も凄くこだわっていてそちらも必見です。
ミソゲキに来場され、生演奏あり、ダンスありの素晴らしいエンターテイメント舞台に魅了された方も多かったのではないでしょうか?
ういろっくの活動拠点は東京ということですが、昨年6月には名古屋での公演もあり、今後も名古屋に来たいということですので機会があれば是非足をはこんでみてはいかがでしょうか。

●内田英毅さん(作・演出)の話

今回の見所を教えてください。
→いつもスケールの大きなお話をやっているのですが、今回も東京でやっているそのままを20分にしてみました。自分たちが普段やっている舞台そのままを体感してもらえれば嬉しいです。普段バンドで演奏している人間の生演奏もあったり、スタッフが東京でも大御所といわれるメンバーだったり、色々なブランドに協賛してもらったり、と舞台・美術・衣装もプロが関っているのでそちらも注目していただきたいです。
こんな感じで盛り込みのういろっくですが、20分を駆け抜けます!
普段幅広い年齢層のメンバーで芝居をしていますが、今回はミソゲキにあわせて20代のメンバーを主体にやってきました。
ハイブリットエンターテイメントういろっくのキング・オブ・ロックショーをお楽しみに!

稽古場の雰囲気を教えてください。
→できる限り完成度を上げるためにシビアに、しかし雰囲気は暗くならないように楽しんでやっています。しかし今回の主役はぶっ叩いてます。

ミソゲキを通して初めて演劇を見るお客様に感じてもらいたいことはありますか?
→普段からそういった演劇を見たことのない、という客層を狙っているので、テレビや映画と同じような感覚で見てほしいです。

最後にミソゲキに対する意気込みをどうぞ!
→普段通り、平常心で行きたいとおもいます。

[写真・文:宮出貴衣(愛知学院大学演劇部”鯱”)]