名古屋スクールオブミュージック専門学校『Hospital Of Miracle』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

今回の公演は専門学校の学生さん達によるミュージカルであると同時に『2014年骨髄移植推進キャンペーン』の一環として行われるとのことです。
あらゆることを学生さんが主体で行っており、その熱量は非常に高いものがありました。

稽古場も非常に緊張感があり、とても見応えのある作品になりそうです。

●星野晶さん（制作）の話

今公演を行うことになった経緯を教えてください。

→星野晶さん（以下星野）：元々この公演は何か学生たちで社会貢献が出来ないかという所から始まりました。毎年やっている骨髄移植推進キャンペーンのひとつとして、今回のチケット代は寄付されます。また、高校生以下の方は無料になっているので、出来れば親子で来て頂けたらと思います。元々はライブ形式で行っていたんですけど、それだとライブがメインになってしまい、骨髄移植のチラシが捨てられてしまったりして、それじゃ悲しいねということでミュージカルという形を取ることになりました。あとは社会貢献に関連して、最後に手話をやります。字幕も出ます。稽古中に台詞のニュアンスが変わることがあると思うんですけど、そういう部分も楽しんで頂けたらと、出来るだけ稽古に付き添って編集作業を進めています。字幕のセクションがあるくらいそこには力を入れています。

今作の見所を教えてください。

→星野：今回は色々なテーマがありまして、元々主人公はいじめに遭って病院に来ているので、いじめ問題だったり、親が子供を思う気持ちだったり、夢を見続けることやその葛藤だったり。あとは学生がやっているということを伝えたくて。元々はダンサーコースのみのミュージカルだったので演技が不得意だったんですけど、今年から新しく俳優コースも入ってきて、お互いにサポートしながらやっています。クオリティはプロに比べると劣ってしまいますけど、演技への熱量が増えてきて、結構圧力を感じますね（笑）。あと、バックバンドも学生の子たちがやっていて、ほとんど毎日練習しています。音響や照明ももちろん学生がやっています。プロではないのでクオリティはそんなではないですけど、凄く努力をして自分の夢に向かってがむしゃらになっている所、一人一人が頑張っている所を観て欲しいです。

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名古屋スクールオブミュージック専門学校『Hospital Of Miracle』

会場：アートピアホール
日時：2014年9月27日（土）～28日（日）

詳細はこちら
http://www.nsm.ac.jp/information/hospital_of_miracle/