百鬼夜蝶『百鬼夜蝶 ～舞台版 あやかし絵巻～』の稽古場にお邪魔させて頂きました。
稽古場に入った瞬間、色とりどりな衣装を着た皆さんが一斉に迎えてくださったのがとても印象に残っています。
稽古は殺陣が中心になっており、元々キャラクターショーをされている方が出演されているということ、そして中国武術の専門家の方が指導されているだけあって非常に本格的なものになっております。
衣装や武器にも非常にこだわっておられるようで、それぞれ単体で見てもとても丁寧な作りでした。
今回はアクテノン1階でのデザイン展とのコラボ企画ということですので、合わせて楽しめそうです。
●柊アキラさん（作・演出・出演）の話
今回はデザイン展を同時に開催されたりと少し特殊な催しのようですが、開催の経緯を教えてください。
→柊アキラさん（以下柊）：元々アクテノンさんで毎年デザイン展をさせて頂いていて、今回は『百鬼夜行』をテーマにしたいと思っていたんですけど、コラボで芝居をやりたいなって。今までモデルでレギュラーで出ていた人と、客演をしてまた一緒にやりたいという人を集めました。今回のデザイン展では舞台の台詞をそのままデザインに使っています。これで雰囲気を味わいつつ一緒に舞台も楽しんで頂ければと考えています。
アクションシーンがたくさんあるようですが、演出する上でのこだわりやこう見せたいというものはありますか。
→柊：原口さんは、私をアクションチームに引き入れてくれた方で中国武術の世界チャンピオンなんです。その人と協力して、殺陣をつけています。それとわたしは武器。舞台を作る時に音楽と武器が先（笑）。今回は扇を使いたいと。扇と中国刀と日本刀と爪。そんな感じに作っています。
見所を教えてください。
→柊：バリバリの時代劇で、デザイン展とのコラボで絢爛豪華にしたいと思っています。ストーリーと華やかさを楽しんで頂ければと思います。また、衣装をr:a:さんが作っていまして、それも見所です。
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百鬼夜蝶『百鬼夜蝶 ～舞台版 あやかし絵巻～』
作・演出：柊アキラ
会場：演劇練習館アクテノン 5階リハーサル室
日時：2014年6月8日（日）・6月15日（日）
出演：ありさ（劇団アルクシアター）・AkirA（演劇ユニット チャッく！）・天野雄介（劇団AIRPORT）・小嶋彩子（劇団エーアンドエーダッシュ）・樫村舞・佐藤智之・四釜里絵（劇団eggplant／俳優館）・嶋田官枝（劇団昏米糖企画）・荘野なおみ・原口昭教・米元輝一 （劇団エーアンドエーダッシュ）・米山伸伍（NTC事務局）・夏風雅・r:a:・かとりーな・柊アキラ（百鬼夜蝶）