劇的ショウゲキジョウ『0.q』の稽古場にお邪魔させていただきました。この公演はチャリティー公演として打たれるとのことです。
まず稽古場に入って目についたのは、鉄管です。大晦日のイベント『ミソゲキ!』でも象徴的なオブジェでしたが、今回も舞台の中心に据えるようです。
稽古は序盤を集中的に行っているようでしたが、丁寧に作っていてとても好印象でした。自らのアトリエ以外で稽古場に照明を持ち込む劇団は名古屋ではあまり見たことがありませんが、この段階でそのような稽古をしているところにもこだわりが強く見えました。役者も個性的で面白い役者を揃えているので、ここからどのように変わっていくのか楽しみです。
●作・演出のBayan Waist Fatさんの話
この公演はチャリティー公演とされていますが、どのような形でチャリティーをするのでしょうか。
→パンフに封筒が入っていますので、気持ちを共感してくれる方は、そこにお金を入れていただければと考えています。既に何十万も募金している方に更に入れて欲しいとは言いません。気持ちを入れていただければ。
今回、演出を気を付けていることはありますか。
→下半身で芝居をするように言っています。若手は足がおざなりになりがちだと思います。基礎練から下半身中心でやっています。また、言葉の美しさ。言葉を聞かせることに気を使っています。
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劇的ショウゲキジョウ『0.q』
作・演出:Bayan Waist Fat
会場:ナビロフト
日時:8月20日(土)~8月21日(日)
料金:無料