劇団pH-7『駄談★金木犀~匂いたつ漂泊者たち~』

公演概要

1983年創立の劇団pH-7の第43回公演です。昨年上演予定でしたがコロナ禍で1年延期。大幅にブラッシュアップしました。台本はヒラキシンジ。東京で俳優活動の傍らシナリオを執筆。第25回世田谷文学賞入賞。徳島県へ移住し「344(みよし)演劇団」を立ち上げ。8本の舞台と4本の映像作品出演を経て4年後に解散。2018年名古屋へ戻り映画、演劇活動を続けております。演出はもちろん劇団代表の菱田一雄。主演は小劇場演劇界ではお馴染みの、いちじくじゅん、菅谷瑞恵他。今回は劇団主催のワークショップに参加した多種多様なメンバーが脇を固めております。従来pH-7では菊地謙大郎が音楽を担当して参りましたが、今回は作曲=伊藤誠人とドラム演奏=春日井直人のコンビに替わりました。二人とも名古屋でロック/ジャズを作曲演奏しているプロミュージシャンです。

作品のあらすじ

この国のどこかにある、漂流物と漂泊者達が辿り着く港町。住み着いて久しい闇医者の元を訪ねて来るUFOを背負った青年。タクシー運転手を装う謎の男。そして闇医者との過去に迷走しながらこの町で生きて来た、金木犀の香りを振り撒く癖を止められないでいる女。そこに、どの町にも語り継がれる様ないにしえの物語が交錯する……

特にどのような人に観て頂きたいか

「演劇」「お芝居」という固定概念にとらわれず、無心にエンターテインメントとして舞台を楽しんで観たい!と思っていらっしゃる方々に。老若男女すべての、今まで見たこともない舞台を観たい!と思っていらっしゃる方々に。

作演出に於いてこだわっている点

1分1秒たりとも決してお客様を飽きさせない総合舞台。手を替え品を替え、これでもかあれでもかと作者・演出・役者・裏方が知恵と技術と工夫の限りを尽くします。

作品の見所

ドラムの生演奏に始まりテンポのよい舞台転換、集団シーン、しっかりした台詞の掛け合い、そして全てオリジナルの音楽が、誰もが息をのむ大団円へと導く。そのような1時間35分がちくさ座に炸裂します。

その他伝えたいこと

新型コロナウイルス感染症も落ち着いてきた感がございますが、もちろん対策には万全を期しております。そもそも劇場内は抗菌・抗ウィルス加工を施しておりますが役者・スタッフ一同も常に検温と体調管理に努めております。日々の稽古もマスク着用の状態で行っておりますのでご安心下さい。お客様も劇場内ではマスク着用をお願いします。発熱症状のある方の観劇はご遠慮いただく場合がございます。入場の際は手指の消毒と検温にご協力下さい。大きな声での会話もお控え下さい。差し入れはご遠慮いただいております。また出演者によるお見送りもございません。あらかじめご了承下さい。

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劇団pH-7『駄談★金木犀~匂いたつ漂泊者たち~』

作:ヒラキシンジ
演出:菱田一雄
会場:ちくさ座
日時:2021年12月3日(金)〜4日(土)
出演:いちじくじゅん(てんぷくプロ)、菅谷瑞恵、棚瀬みつぐ、ヒラキシンジ、成田まん、原みなほ、おにぎりばくばく丸(上田勇介)、杏珠有美、上田美穗、大脇ぱんだ(劇団B級遊撃隊)、園田莉彩、高野博美、夏乃こい(劇団栞ちゃんのしおり)、日栄みえ、春日井直人(Drum)
スタッフ:服部道和(舞台美術)、みちかず組(大渡具)、石神竜一(小道具)、いしぐろひろこ(衣裳)、吉戸俊祐(照明)、伊藤誠人(音楽)、杉山拓(PA)、尾関崇之(音響)、安野亨(写真)、小森やすのり(ビデオ・web)、庄野達夫(宣伝美術)、檜垣萱(制作)

詳細はこちら
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