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ミュージカル『流れる雲よ』の上映会開催

太平洋戦争下に特攻隊員として命を賭した若者たちの姿を描くミュージカル『流れる雲よ』。第三十八回ギャラクシー賞奨励賞を受賞している作品で令和6年9月27日・28日に名古屋公演を予定。

『日本で一番、無名な有名作品』と評される本公演に多くの方に注目・興味を持って足を運んでいただき、戦争と平和、そして人生について考えていただく機会を提供したいと考え、『流れる雲よ 名古屋公演実行委員会』が令和3年に長野県松本市で公演された映像を、終戦の日である8月15日に、愛知縣護國神社で上映。

当日はロシア侵攻から避難してきた20歳の学生、ニキタさんを招待し、上映会の感想やご自身や家族、ご友人の体験した「現代の戦争の話」を聞く機会も設けます。

【『流れる雲よ』概要】
『流れる雲よ』は24年間続いている草部文子さん脚本によるベストセラー特攻隊ミュージカル。第38回ギャラクシー賞奨励賞を受賞し、現在は北海道から沖縄まで全国公演を行い、年間1万人以上の幅広い観客層から人気を集めています。2019年にはアメリカ・ニューヨークの3会場で英語版公演を成功。今年はドバイ公演も行い大盛況でした。さらに本ミュージカルの続編が映画化。カンヌ国際映画祭に出品され、宮古島国際映画祭で長編映画部門グランプリを受賞し、話題になりました。

【『流れる雲よ』あらすじ】
時は、昭和二十年、夏。日本の戦況は日ましに悪化し、各地で一億玉砕が叫ばれるなかで最後の抵抗戦が行われていた。物語の舞台は、鹿児島の特攻基地。主人公の坂本光太郎と幼馴染みの中原正人は、この地で七年ぶりの再会を果たす。光太郎は飛龍興武隊の特攻隊員となり、正人は整備兵として光太郎の特攻機を担当することとなった。光太郎の所属する飛龍興武隊には、アメリカ人の母を持つ天野真一隊長をはじめ、個性的な面々が揃っていた。身重の妻を奄美に残してきた後藤隊長は豪快な大酒飲み。特攻するも、一人何度も帰還している竹山少尉。光太郎は、最後の時をそんな仲間たちと笑顔で過ごしていた。ある日、光太郎が基地に持ち込んだラジオを正人と聞いていると、軍事ニュースに混ざって奇妙な放送が流れてくる。女性の声で「貿易センタービルにカミカゼが突っ込んだ」など、理解できない内容ばかりだ。そして、毎日同じ時刻に聴こえてくるこの放送が未来からの電波ではないかと気づく二人。更に、ラジオは昭和二十年八月十五日に日本が敗戦したと伝える・・・。動揺する光太郎と正人。日本が負けるなら特攻隊員たちは、一体何のために今、死を選ぶのか?特攻させたくない正人と、覚悟を決める光太郎。それぞれの思いが交錯するなか、ラジオの神様は特攻前夜の光太郎に奇跡を見せるのだった。

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ミュージカル『流れる雲よ』上映会概要

令和6年8月15日(木) 13:30〜17:30
受付開始:13:00~ 上映:13:50~15:20
参加費:無料
※正式参拝玉串料 別途1,000円
上映会場:愛知縣護國神社 桜華会館(愛知県名古屋市中区三の丸1丁目 7-3)

公式Webサイト:https://nagarerukumoyo-nagoya.com/
予告映像:https://www.youtube.com/watch?v=kVrfzmuBqTY