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口噛ウイスキー『雲には遺書を』

口噛ウイスキー『雲には遺書を』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

独特の団体名や雰囲気を持つ道岡真優子さんが主宰をする団体です。

稽古を見るまで何をするのか全く分からなかったのですが、現在は演劇を中心にパフォーマンス的なものを取り入れながら活動されている団体のようです。

幅広い役者を揃え、そこから道岡さんの内なるものをどのように表現していくのか。注目です。

●道岡真優子さん(作・演出)の話

――『口噛ウイスキー』がどのような団体なのか教えてください。

道岡真優子さん(以下道岡):まだ2回目なんですけど、パフォーマンスユニットと銘打っています。わたしが自分のタイミングで脚本を書き上げて我慢出来なくなったらこの名前を利用して公演を打っています。

――団体名の由来を教えてください。

道岡:1回目の脚本が書き上がって団体名を決めないといけない時に、『口噛み酒』という単語が凄く好きな時期だったので、始めはそうしようと思ったのですが、漢字ばかりで覚えて貰えないと思って。そこでカタカナを入れようと思った時に観に行った映画で水谷豊さんがウイスキーを飲んでいたので、それで付けました。

――今作を書こうと思ったきっかけを教えてください。

道岡:ネタバレになるのでふんわり言うと、自分の欲を抑える為に書きました。わたしには出来ないから、代わりにやって貰おうと思って書きました。

――今作でこだわっている点はありますか。

道岡:わたしの台本ってダレちゃうんです。なので、良い所とゆったりした所をはっきりさせたいと思っています。

――今作の見所を教えてください。

道岡:今回役者を集める時に、もちろん自分で直接声を掛けた人もいるんですけど、Twitterで募集をして集まってくれた人もいて、今回の公演で初めての人もいます。それによって自分が見えていなかったことも見えてくるので、幅が広くなったと思います。その辺を観て頂きたいです。

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口噛ウイスキー『雲には遺書を』

作・演出:道岡真優子
会場:ナビロフト
日時:2020年1月23日(木)〜26日(日)

詳細はこちら
https://twitter.com/Ku_kami_03