オブジェクト・パフォーマンス・シアター『鳥居数』

オブジェクト・パフォーマンス・シアター(OPT)の『鳥居数』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

OPTではその名の通り、様々なオブジェを使ってパフォーマンスをするのですが、今日はそのオブジェ作りが中心の日でした。部屋一面に材料とオブジェが並んでいましたが、そのひとつひとつに仕掛けがあったりして、舞台上ではどのようにこれらが使われていくのだろうかと、とても想像を掻き立てられるものがありました。また、それらを実際に触らせて頂きましたが、いじっているだけでも結構楽しいです。

これらの独自のオブジェに独自のパフォーマンスが加わり、どこにもない世界にひとつだけのパフォーマンスが生まれるのだと思うと、とても凄いことに挑戦している団体なのだと非常に感心してしまいました。

●鳥羽あゆみさん、外山有子さんの話

OPTの舞台の特徴があれば教えてください。
→「台詞に頼らない構成なので、オブジェや身体の動きによって、お客様自身が持つ想像力を刺激します。お客様によって受け取り方が変わったり、色々な解釈が出来ると思います」

今公演において、これまでと違う点があれば教えてください。
→「棒を使うことはこれまでもありましたが、今回は特に棒を組み合わせたオブジェに挑戦しています。固いものを組み合わせることで柔らかい感覚が生まれないかと思いました。今回の舞台はエネルギッシュで八方破り。情感を大切にしつつも、それを打ち破る力強さを出したいと思います」

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オブジェクト・パフォーマンス・シアター『鳥居数』

作/近藤親紀 演出/木村繁 美術監督/福永朝子

損保ジャパン ひまわりホール
2010年 3月20(土)~22日(月/祝)

詳細はこちら
http://www.o-p-t-net.com/