阿吽:ミソゲキ2019、B組出演団体のMicro To Macro『そうそう』作演出の石井テル子さんにメールにて稽古場の雰囲気、意気込み等について取材いたしました。
●石井テル子さん(作、演出)の話
――ミソゲキに参加しようと思ったきっかけは?
石井テル子さん(以下石井):関西以外の土地で公演をしてみたいとずっと思っていたところ、二人芝居という括りの演劇祭で、劇団の今の形にもぴったりだった為(結局劇団員二人ではなく客演さんを呼びましたが(笑))。
――地元のおすすめスポット、名物等はありますか?
石井:大阪は皆さんがご存知の通り食べ物が美味しいです。粉物・串カツ等々。でも大阪に来られた際は、ぜひ堺の和菓子屋「かん袋」の「くるみ餅」と十三「喜八州総本舗」の「みたらし団子」を食べて下さいね(餅ばっかりかーい!)。
――好きな劇団、作家等(おすすめポイントも教えていただけると幸いです)。
石井:好きな劇団がいっぱい過ぎるので、よく観る関西の劇団を。「ももちの世界」さん。今度石井が2月に出演させて頂くのですが、作演出のピンク地底人3号さんが描く生と死についての考察がとても深く、考えさせられます。そして観る度に魂が揺さぶられます。「コトリ会議」さん。作演出・山本さんの頭の中をのぞいてみたいと感じるくらいヘンテコで不思議で、でも笑しくて哀しくなって、私たちの心を宇宙に連れてってくれます。「オパンポン創造社」さん。主宰の野村さんの魅力が半端ないです。作・演出・役者もされていますが、どの力も高く、観る人の心を強く惹きつけます。ダメな登場人物たちが最後にはいつも愛おしくなっていくのです。
――名古屋で気になるスポット、お気に入りの食事等ありましたら。
石井:食べてみたいのは、「なごやん」あと、ひつまぶし!手羽先!
――ミソゲキ参加12団体の中で気になる団体さんはありますか?
石井:全団体さま気になりまくってます!
――ミソゲキへの意気込みをお願いします、今回の作品の見所も教えていただけると嬉しいです
石井:劇団初大阪以外の土地での公演です。その土地のお客様がどのように感じてくださるか、とてもドキドキしていますが、何か少しでも爪痕残して帰れるよう全力で挑みます。ほぼノンストップな駆け抜けるような芝居になる予定です。役者の魅力と熱量を感じて欲しい。そして観終わった後、日々ただ生きるていることの有り難さを少しだけでも感じてもらえたら嬉しいです。
――何かお伝えしたいことがありましたら
石井:関西にも来られたことのある空宙空地さん以外どなたも知らない状態で伺います。皆さん仲良くして下さい。宜しくお願い致します。
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阿吽:ミソゲキ2019|Micro To Macro『そうそう』
作・演出:石井テル子
会場:ナンジャーレ
日時:2019年12月29日(日)19時、31日(火)11時
出演:石井テル子(Micro To Macro)、いぬい(のぞみちゃん)
詳細はこちら
https://nagoyatrouper.com/misogeki/
[写真・文:南里葵]