投稿者「名古屋演劇アーカイブ」のアーカイブ

植村純子 さん

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京都を拠点に活動しています、植村純子と申します。どうぞよろしくお願いします。
私は、大学の頃に今の劇団代表と出会い、そのまま劇団衛星の旗揚げをしました。(http://www.eisei.info/)それから気づけば20年。御陰様で活動を続けてきました。

そんな活動の中の、何のことを書けばいいのかな・・と考えていますが。まずはとりあえず、いただいたご質問にお答えするところから始めてみます。

「劇団衛星30周年にはどんな作品を上演したいですか?」
これ・・正直とても難しい質問ですね。今、私は劇団衛星で次にこんなことがやりたい!という具体的なものがあるわけではないのですよ。(ネガティブな意味ではないですよ。)ただまあ、続けてはいきたいというか、いかないといけないというか、というよりもただ、続けていくんだろうなあ・・とは思っています。
そして、その時その時に、時代なのか社会なのか何なのかに求められるものを創っていければ・・と思います。

「一番リラックスできるのは何をしている時ですか?」
お酒を飲んでしゃべってる時ですかね(笑)。人と話してるのが基本的に好きです。根はシャイなんですけどね、でも人が好き。人と一緒にいると元気になります。あとは、温泉が好きです。休みの日はスーパー銭湯に行きます。

いつも忙しそうにしてしまっていて、時々いろいろな人に気にかけていただいてるようなので、申し訳ないのですが。まあ、忙しいといえば忙しいのですが、欲張りな私は、やりたいことを全部やりたくなってしまうんですね・・。

目下、手がけているのは、主に3つ。

劇団衛星は、「KAIKA」というスペースを拠点に、そこのフランチャイズカンパニーとして活動しています。(http://www.fringe-tp.net/kaika.html
KAIKAには、劇団衛星のほかに、2つの若手の劇団をアソシエイトカンパニーとして置いていて、その1つである「劇団しようよ」の制作を、今、私が担当しています。9月にKAIKAで、アソシエイトカンパニーとしての公演を行います。冬は、アトリエ劇研での公演を準備中。(http://www.gkd-444.com

また、現在KAIKAでは、オランダ人演出家と京都の俳優たちが一緒に作品創りをしていて、その作品の上演が、劇団しようよの公演の1週前にあります。(http://tusktheatre.net

あとは、今年、奈良で行われている「東アジア文化都市2016奈良市」の舞台芸術部門で、野外舞台公演と高校生と創る演劇の公演を、コーディネートチームの一人としてサポートしています。(http://culturecity-nara.com

こう書いてみると、あれやらこれやらやっていて、何か統一感がない気もしますね。本質的にはひとつなつもりなのですけどね。

最近の傾向としては、自分よりずっと若い年齢のアーティストや制作さんと一緒にお仕事することが増えたのと、インターナショナルな取り組みに関わるご縁が少しできてきた感じです。

そしてそれらは、私自身に新しい課題と夢を与えてくれています。

ご縁あるみんなと、この、私が大好きだなあと感じているみんなと、ずっと活動を続けていきたい。そのためにもう少し、がんばっていかないといけないなあ・・といつも感じています。

さて。次にこのバトンは、時間堂の大森晴香さんにお繋ぎしたいと思います。

時間堂は、2年前にご自身のスタジオ「十色庵」を始められました。
私たちも、KAIKAを拠点に活動していますが、拠点があるということは、活動を続けていく上で、またご縁を広げていく上で、とても重要だなあ・・というのを実感しています。

なので、大森さんには、そんな活動の中で感じたことなどを書いてもらえたらと思うので・・
「今、劇団の活動をしている中で、一番楽しいことは何ですか?また、一番大変なことは何ですか?」
をお聞きしたいと思います。(後者の答えは、一部は想像できてしまいますが・・。)

あとは、活動以外のこともお聞きしたいので、
「演劇以外で、最近興味を持っていることは何ですか?」

ちなみに私が興味があるのは、今は、語学の勉強です。しゃべれるようになりたい、という手段でもあるけど、それ自体が趣味でもあるなあ・・と。英語と韓国語を勉強しています。
あとは、祇園祭です。(KAIKAは祇園祭の山鉾のひとつ、岩戸山の鉾町にあるのです。)・・が、この話は長くなるので、またどこかで。(笑)