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映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』加藤シゲアキさん東海市長表敬訪問

2025年5月公開予定の短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』に収録されるショートフィルムを加藤浩次さん、加藤シゲアキさんが監督することが決定。

加藤浩次さんは初監督、加藤シゲアキさんはショートフィルム『渋谷と1と0と』(2022)に続く2本目の監督作品。2作品は、2025年5月1日に愛知県東海市に開館する建築家・隈研吾氏設計の新施設「東海市創造の杜交流館」こけら落としとして上映予定。この度、今冬のクランクインに向けて、10月31日(木)に監督の加藤シゲアキさんが東海市役所を表敬訪問し、花田勝重東海市長らと会談しました。

東海市で制作となる本作は、加藤監督が脚本も務める。タレントや俳優業から小説家と多岐に渡って活動しているが、監督としてメガホンを持つのは今回が二度目。映画作品を作るにあたり、ロケ撮影などは地域の協力や理解が重要で一番の壁だが、映画を通して地域の活性化にもつなげていきたいと語る東海市の想いや試みが素晴らしく、一緒に良い作品を届けていき、「東海市の香りや気配なども作品に反映し、映画そのものの面白さを伝えたい。忘れられない15分の映画をつくりたい。」と意気込みを語った。

加藤監督は、6月に初めて東海市に訪れ、製鉄所へ足を運んだ際、そこだけ映し出すだけでもシネマティックで良い作品が作れるのではないかと、街並みの魅力も感じながらシナリオハンティングを行った。

花田市長は、今回の映画挑戦で、ロケ地となる東海市が自分たちのふるさとを感じられるようなシーンが映画に出てくると誇りに思えるし、東海市の良さをより発見できるのではないか。また、芸能や芸術にも触れ、文化的な側面も伸ばしていき、東海市創造の杜交流館のPRにもつなげたいという想いを伝えつつ、東海市ならではの魅力的なエリアも紹介し、今後の制作に向けてエールを送った。撮影は東海市内にて今冬よりスタートし、映画は来年5月に全国上映予定。

≪映画概要≫
MIRRORLIAR FILMSとは(https://films.mirrorliar.com/)役者を目指すすべての人に学びとチャンスを提供するため、伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之、関根佑介(Fogg)、松田⼀輝(KOUEN)らが、2017年に発足した情報プラットフォーム“mirroRliar(ミラーライアー)“から発足した短編映画プロジェクト。「だれでも映画が撮れる時代」をテーマに、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、若手とベテラン、メジャーとインディーズが融合して切磋琢磨しながら映画を作り上げていく。第⼀弾となる<Season1〜Season4>の上映を終え、今期は第二弾<Season5〜Season8>の施策となる。

▼監督プロフィール
加藤シゲアキ(かとう しげあき)
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWS のメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続け、20年3月には初のエッセイ集『できることならスティードで』を刊行。20年刊行の『オルタネート』で、21年に第164回直木三十五賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第18回本屋大賞第8位、第8回高校生直木賞受賞。23年刊行の『なれのはて』で、第170回直木三十五賞候補に選出。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。