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名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校『Hospital Of Miracle』

名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校『Hospital Of Miracle』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

専門学校ということもあり、沢山の若者達に囲まれての取材でした。また、この日はダンスの練習日だったそうで、非常に熱気を感じることが出来ました。

この企画は学生が主体で運営されているということもあり、インタビューも学生の方々をメインにお願いしましたが、とても初々しく真剣に答えて頂きました。

骨髄移植推進キャンペーンの一環の公演ということですので、その辺に興味がある方にもお勧めです。

●稲生帆花さん、石川昇樹さん(制作)、小山智一郎さん(講師)の話

――今公演が立ち上がった経緯を教えてください。

稲生さん(以下稲生):『骨髄移植推進キャンペーン』として、白血病や骨髄バンクについてもっと知って貰いたいと思い、今年も公演を行うことになりました。

――このキャンペーン公演にHospital Of Miracleという作品を使われている理由があれば教えてください。

稲生:主役の女の子が高校生ということもあり、学生の方に多く観て欲しいという理由でこの作品を上演しています。それと、入院する病院で個性的な人達との触れ合いがあり、その辺も面白いポイントだと思っています。

小山智一郎さん(以下小山):いじめ問題とかも扱ってる作品なんです。涙する部分もありますし、演出が大阪の方なので、コメディー要素もあったりします。

――学生主体で動いている企画ということですが、苦労している点、面白い点があれば教えてください。

石川昇樹さん(以下石川):学生だけで出来るのは楽しいですが、苦労ももちろんあります。こちらから先生に意見を言う場面もあったりします。

稲生:全部ではないんですけど、プロミュージシャン科の学生が生演奏を行っていたりします。ステージの裏でも学生が沢山動いていて、その辺が面白いです。照明や音響も学生が行っています。また、聴覚障害者の方にも楽しんで貰えるように字幕を出したり、手話にも取り組んでいます。最後は全員で手話をしながら歌っています。

小山:聴覚障害者の方からのアンケートでは「これまでミュージカルに来たことが無かったけど楽しかった」とも。少しは貢献出来ているのかな。少しづつ積み上げるしかありませんので。

――最後にお客様に向けて何かありましたら。

稲生:多くの方に観て頂きたいです。

石川:学生が運営してやっている公演なので、そういうものに少しでも興味があれば是非観て欲しいです。

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名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校『Hospital Of Miracle』

会場:名古屋市芸術創造センター
日時:2018年9月4日(火)~9月5日(水)

詳細はこちら
https://www.nsm.ac.jp/information/hospital_of_miracle/