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アトミック☆グース『トライアングル・バンケット』

アトミック☆グース『トライアングル・バンケット』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

20周年記念公演ということです。

過去公演に出てきたキャラクターやエピソードが沢山出てくるということで、これまで応援されてきた方々にはニヤリとする構成を取りつつ、初めての方でも存分に楽しめる作品とのことです。

非常にテンポ良く進むワンシチューエーション会話劇です。コメディ好きなら観ておいて損はなさそうです。

●西田正也さん(作・演出)、清水香菜さん(制作)の話

――今回は20周年記念ということですが、その辺を意識されて作っておられるのでしょうか。

西田正也さん(以下西田):これまで群像劇をやってきて、既成以外の過去15作品は全て同じ街の中の設定となっています。ワンシチュエーションものなので、街のどこかで何かが起こっているというイメージでやってきました。なのでそこから、これまでに出てきた人とかエピソードを入れ込んでいます。制作は『アベンジャーズ』と言ってますけど(笑)。

――これまで20年やってきて苦労されてきたことはありますか。

西田:辞めぞこないなんです。辞めるのも勇気がいるじゃないですか。ただ本を書いている時は辞めたいと思います(笑)。でも本を書き終わって演出を始めると「ああこの為にやってるんだ」って思います。本当にここ5〜6年くらいでやっと面白くなってきました。

――今作で意識して作られている所はありますか。

西田:いつも観てくださっている方はもちろん、初めて観る方にも楽しめるような作品を。群像劇なので、作品として観られるように考えています。いつものことなんですけど。

清水香菜さん(以下清水):過去のキャラクターが出てくるからといって、じゃあ観たことない方は楽しめない、という形にはしたくない。

――最後に公演の見所を教えてください。

西田:出演者の年齢の幅が凄く広いんです。一番上から下まで25歳くらい離れています。

清水:今回は小道具も見所じゃないかと思っています。過去の小道具が出てくるんです。よく保存していたなと(笑)。また、アフタートークには演劇組織KIMYOや名古屋の人気アナウンサーお2人に出て頂いたり、最近は役者の年齢が上がってきて、4ステージが限界だったんですけど、今回は頑張って5ステージ行います。

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アトミック☆グース『トライアングル・バンケット』

作・演出:西田正也
会場:千種文化小劇場
日時:2018年10月19日(金)~21日(日)
出演:下郷鍵、市谷もめん、小野由加里、森浩晃、真木野円香、鈴村鳴海、小栗久史、川瀬邦成、伊藤楓、大上羽純、山口眞梨、田口翔大

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