劇団B級遊撃隊『土管2011』(名古屋公演)

東京公演に引き続き、名古屋版を稽古中の劇団B級遊撃隊『土管2011』の稽古場にお邪魔させていただきました。

今回はアトリエ公演ということもあって、既に稽古場にはセットが組まれており、本番さながらの稽古が着々と進んでいました。

小熊ヒデジさん、ヒート猛さんという豪華客演陣は健在で、なおかつそこに東京公演から更に上積みされた熟成した芝居が観られそうです。

全てが丁寧に作られていて非常に面白いです。観て損はありません。

●小熊ヒデジさん(出演)のお話

これまで本当に色々な舞台に立たれている小熊さんですが、B級遊撃隊の舞台に参加された感想を聞かせてください。

→B級さんとはてんぷくプロが立ち上がった頃からの付き合いだから長いのね。25年くらい。ずっと観てきたし、そこに呼ばれてやるということは、楽しみで
もあり、緊張感もあるし、凄く嬉しい。個人的な接点は割りとあるけど、劇団に飛び込んでいくのはそれとは違うので、刺激になるし、良い経験させてもらって
います。実は佃くんとの共演は初めてなんです。

●神谷尚吾さん(演出)の話

既に東京公演が終わっていますが、今回はアトリエ公演ということで、演出としては、1から作り直すという感覚なのでしょうか。

→アレンジという感じが近いのかな。役者に関してはあまり変えるつもりはないので。あとは音ですね。音色。東京公演と小屋の大きさが違うので、勢いでやってしまった音色を、勢いではない音色に出来たらいいなと思っています。それは思考錯誤ですね。

●佃典彦(作・出演)さんの話

東京公演とはまた違う環境での公演となりますが、苦労されている点はありますでしょうか。

→役者とかではないんですけど、ぼくはアトリエでは照明担当なので。いつもながら天井が低いので、そういうスタッフ面での苦労が多いですね。

下からの明かりが多いですが、とても奇麗ですよね。

→上からだとお客様に近くなってしまうので。横からとか下からが多い。でもその割りにうまくいってるのではないかと。ぼくはね、アトリエでは名照明家なんです(笑)。

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劇団B級遊撃隊『土管2011』

会場:姫池052スタジオ
日時:2012年4月12日(木)~15日(日)/19日(木)~22日(日) 全12回公演
出演:山口未知・佃典彦・斉藤やよい・長嶋千恵・まどか園太夫・吉村公佑・小熊ヒデジ(てんぷくプロ)・ヒート猛(スクイジーズ)
料金:一般2,500円/トリプル(3名1組)6,000円/ユース(25歳以下)1,800円/中学生以下1,000円

詳細はこちら
http://www.bkyuyugekitai.com/