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右脳中島オーボラの本妻『踊る!惑星歌謡ショー』

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右脳中島オーボラの本妻『踊る!惑星歌謡ショー』の稽古場にお邪魔させて頂きました。

昨年の第三回名古屋演劇杯で大賞を獲ったユニットの本公演となります。

とんでもないスピードで飛び交うセリフと動き。そしてごった煮のような展開の中に時折見られる哲学要素。しかし中の人々は気難しそうと思いきやとても優しい方々でした。

ジャンルどうこうよりも右脳中島の世界を楽しむ、そんな感じのユニットです。

●丸蟲御膳末吉さん(作・演出)、高橋佳菜さん(出演)の話

――初めての取材になりますので、普段どのような芝居を作っているのか教えてください。

高橋佳菜さん(以下高橋):役者の高橋佳菜と作演出の丸蟲御膳末吉の二人のユニットになります。基本は丸蟲の書く世界観を出来るだけ忠実に具現化するのが目標。言葉が先行していて、面白い言葉をいかに紡いでいけるかが特徴ですね。

丸蟲御膳末吉さん(以下丸蟲):一文一文自分なりに面白い言葉にしたいなと。日常の言葉でもちょっとロジックを変えたりとかもじったりとかで、そこに自分がどれだけ納得出来るかで書いている所もあります。

――それを演じるに当たって、面白さや難しさはありますか。

高橋:そうですね。読みにくいんですよとにかく(笑)。役者さんたちが台本を貰う段階では7稿くらいになっていて色々削ぎ落とされているので、関連が見えなかったり覚えにくいというのが最初の壁です。でも不思議なことにやっていくと、全員で一体感を共有出来るのが気持ちいいんです。

――演出でこだわっている点はありますか。

丸蟲:知り合いを見に来たとしても、その知り合いとは別のものにしていきたい。持ち味を殺す訳ではなく、作品の世界観を構成している一要因に過ぎないようにしたい。照明のセオリーも知らないし、どちらかというと作品の世界観先行で付けていくので。役者が何か読まないといけないシーンでも全く見えなかったりとか(笑)。

――今作の演出で目指しているものはありますか。

丸蟲:劇場に入ってくる行為と出て行く行為を逆転出来ないかなと思っています。劇場から出て行く時には外の世界が劇場になっているような。その境界線をズラしていきたいと思っています。

高橋:これまで作品を観てくださっている人を裏切らないようにしたいし、名古屋で活躍している役者さんが沢山集まってくれたので、初めての人達にも見応えのあるものが作れるかなと思っています。なんだこれって思うかもしれないけど、純粋に作品の世界観を楽しんで頂けたらと。頭空っぽにして観に来てください。

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右脳中島オーボラの本妻『踊る!惑星歌謡ショー』

作・演出:丸蟲御膳末吉
会場:七ツ寺共同スタジオ
日時:2017年7月8日(土)~9日(日)
出演:高橋佳菜、元山未奈美(演劇組織KIMYO)、大脇ぱんだ(劇団B級遊撃隊)、いば正人(劇団蒼天の猫標識)、野田雄大(演劇組織KIMYO)、山本のぼる(爆乳シスターズ)

詳細はこちら
http://unounohonsai.xxxxxxxx.jp/