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ミソゲキ2013:庭々niwa‐niwa『めぐり』

●田中絵理子さん(作・演出・出演)のお話

今回の作品の雰囲気やイメージを教えてください。

→田中絵理子さん(以下田中):ストーリー的には、大人の男女が織り成すホロ苦い感じではありますが、ある事を通じてその【二人が成長していく】様をイメージした作品です。特に【男の心の声】を舞台でお見せできたらいいと思っています。色で例えるなら、秋から冬、そして春にかけての桜の木ですかね。緑から綺麗な紅葉へと変わり、枯れていく、でもまた春には素敵な花色に……という感じです。

稽古時に一番大事にしていることは?

→田中:最初に行っており、基本としている【歩く練習】を大切にしています。意識を足の下に持っていき、歩いてみる。それから徐々に上へあげていき、最後は頭の上に意識をおいて歩いてみる。そうすることで、身体(からだ)の意識をはっきり演じれるように務めています。それは地に足をつけていないと、役者としての存在が薄れてしまうような気がするからです。

作品の見所は?

→田中:全体としては、独特の世界観だと思います。あと、奥に立っている時のシブヤさんのポーズ。そして、【最後のシブヤさん】。

今回の座組みで正月をむかえるならどんなことがしたいですか?

→田中:寄せ鍋をしながら、みんなでマリオカートがしたい。その後、新たに購入したマリオテニスがしたい。ニンテンドー64で。

この記事を読んでくださった方に一言。

→田中:最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。この記事を参考にしながら、お芝居を楽しんで下さい。それでは、【ミソゲキ】でお会いしましょう♪

[写真・文:平野隆]