安藤鮎子 さん

子供の頃からリレーでバトンをもらうのは、ハラハラして距離感が上手く保てず苦手でした。
が、なんとかかんとか今回バトンを受け取りました、安藤鮎子です。
末吉さん、どうもありがとうございます。

初めての方が多いと思いますので、自己紹介をさせて頂きます。
高校で演劇を始め、卒業後、劇団フ透明少年に入団。後にパフォーマンス集団フ透明少年という名で活動。
活動中に、モダンダンスの野々村明子氏に出会い、ダンスを教わる。
その後原智彦氏に師事。演出助手も務める。ハポン劇場プロジェクト、後のハラプロジェクトでは能楽堂でパンク歌舞伎に出演。主に人間ではないもの、もしくはかけ離れたものを演じる。
 
特にニワトリの役では、人間に似たニワトリだとか、卵から産まれてきたのかとか、どれだけ練習したら出来るのかと、色々言われましたが、鳴きマネをしてみたらニワトリの声が出ました。巷ではニワトリのお姉さんと呼ばれているとか、いないとか…?

子供の頃、モノマネの遊びが大好きでした。お肉を食べる時、母親に「今日は何のお肉?」と聞いて、食べる前に必ずその動物の鳴きマネをするという意味不明な行為をしていたり、銅像があると銅像の前で必ず同じポーズでその銅像になりきるとか。。。
よく考えたら大人になった今、不思議にも子供の頃の習慣が多いに生かされています。
ちなみに、私の同じ誕生日の芸能人には吉永小百合、コロッケ、ウド鈴木、佐野元春とバライティーに富んでいますが、私のニワトリはコロッケにも劣らないと自負しております!

現在はフリーで、演劇、パフォーマンス、ダンスと、ジャンルに偏らず、ミュージシャンと即興ダンス、幼稚園の卒園式でおどかせてみたり、JAZZの音楽で妖精(妖怪かも)になってみたり、色々な場所で活動しています。
次回は9月6日(土)鶴舞高架下のライブハウス、K・DハポンにてMoon Light Theater 番外公演 『BLUE SKY 3』にパフォーマンスで出演します。

さて、ご紹介頂いた末吉さんとはハラプロジェクトのパンク歌舞伎で共演させて頂きました。いつも優しくてユーモアに溢れている末吉さんによく癒されたものです。
そんな末吉さんからの質問!

”滑らかな動きを可能にする身体の作り方、維持の仕方”

といういことですが、、、
残念ながら特別なトレーニングをしたりはしていないのです。あえて言うなら、下半身を鍛える股割りスクワットはオススメですが、なにぶん飽き症でナマケモノなので、、、。
動く時に意識するのは、前に書いたように形態模写(モノマネ)かと思います。例えば、動物や波とか何かそういうものを、柔かさとか速さとか質感、特徴をとらえて、自分を粘土みたいな人形におきかえて、点と線をイメージして動きにしていきます。そして、身体の脱力ですかね。
言葉にしたことがなかったので、上手く伝わりましたでしょうか。。。ムムム。

次に、私から紹介させて頂くのは名古屋の怪優と呼ばれる永野昌也さんです。
今まで舞台で共演させて頂き、とてもとても尊敬しているお兄さん的存在です。
なんと永野さんと私、同じ誕生日、同じ干支、同じ血液型なんです!!
とても他人とは思えませーん!!
(一方的に勝手に思ってるだけですが)

そんな永野さんへの私からの質問です!
「子供の頃はどんな子供でしたか?
お芝居を始められたきっかけや続けている中で、子供のころの影響などありますか??
(子供の頃からデカかったですか?)」

私の子供の頃は、前にも述べたように、今舞台に立つ前兆があったようです。テレビを観てて何か特徴のある人がでていたりすると、すぐにモノマネしたり、アニメソングやアイドルの歌をすぐに覚えて踊りながら歌っていたり。ただ、小学生になってからは学芸会や舞台、人前に出るのが緊張して全くダメだった頃もありました。でもまた始めたのはその反動かもしれません。
そして私は、子供の頃に感じたお芝居や紙芝居、昔話やアニメなどで観た不思議やワクワク、ドキドキとか、あまり言葉にならない感覚がとっても好きで、忘れられず今も続けているのだと思っています。
大人になるとすぐに頭で処理しようとしてしまうから、忘れてしまった感覚、理性で抑えてることがたくさんあります。
でも、大人になっても子供の純粋な心やきらめき、パワーを忘れたくないのです。
そういう舞台や表現がやりたいです。

是非永野さんのお芝居をしているきっかけになった子供の頃の記憶や経験が聞けたらうれしいです!
永野さん、イヤイヤ引き受けてくれてありがとうございます笑
楽しみにしてま~す!

それではそろそろこの辺りでドロン。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
皆様にまたお会い出来る日を楽しみにしています!