宮谷達也 さん

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名古屋小演劇界の微笑みモンスター・林優くん。
ご紹介ありがとう、そして読者の皆様どうもこんにちわ、
宮谷達也と申します。
演劇組織KIMYOという団体の、代表を務めております。
覚えて下さると、幸福です。

林優くんと同い年。
1986年9月9日、この世に生まれました。
Bの血液を流し、乙女の星座に属します。
2007年、ハタチのときに『演劇組織KIMYO』を結成して、
作や演出、出演なんかしながら、もう6年間、バカやっとります。
創るお芝居が、ダンス取り入れたり照明とか映像バカバカやったりしてるので、
アゲアゲエンタメ、などとよく言われます。照れます。
映画と本と、たくさんの舞台芸術作品が大好きです。
お酒もタバコも大好きなのに、胃腸と気管支が弱いのです。
これらも合わせて覚えて下さると、もっと幸福です。

さて。今年初春に始まったらしいこのブログリレー。
これから多数の演劇やってる方々が関わりそうなこの企画に、
参加できて誠に光栄です。しかし、書くことに悩みます。
先日ぼくは、演劇組織KIMYOの第10回公演『ジョナサン』を終えたばかり。
今後の活動情報なんか、載せてしまおう、と思います。
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●出演
刈馬演劇設計社 新旧2作品交互上演
PLAN-03『マイ・フェイバリット・バ――――――ジン』
〈作・演出〉刈馬カオス
http://karumaengeki.web.fc2.com/index.html

●作・演出・出演
演劇組織KIMYO 第11回公演
『スウィーティ ドム』
※名古屋・東京2都市で上演予定
http://www.kimyo.jp/
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両方とも、きっと楽しいお芝居になるはずです。
へらへらしながら稽古・作劇しとります。よろしければ、是非。
いやいやしかし。
このブログリレー、前回の方の質問に答えて、次回の方に質問できる、
なんて、素晴らしい持ち味がある様です。
コリャまるで、いいとも!のテレフォンショッキング。ワクワクしますね。

はい。
つーわけでまずは、林優くんのご質問にお答えします。
「KIMYOはどんなとこに気を使ってお芝居を作っていますか?」
という質問。

はい。しょうじき、難題ですね。表現したいことをイロイロ表現しているので、
気を使ってる、なんて考えた事無いのです…、すいません。
ですが、演劇を創るうえで基盤としている考え方はあって、
それは演劇という行為が、『闇』の中で行われてる、ってことですかね。

『暗転』という超メジャーな専門用語があるように、
演劇は基本的に暗くすることで観る手に休止や切り替えを求めることが多いし、
劇場って場所は『闇』を体験できる貴重な場所だなぁ、と考えてるんです。
(もちろん、野外演劇や路上演劇があったりしますけど。)
ぼくはこの『闇』が大好きで、『闇』があるから『光』が当たったときに、
俳優や道具、あるいは劇場内全てがギラギラに輝いて見える、と思うのです。

『闇』が訪れるとヒトは眠くなります。眠くなるとぼんやり夢を見て、
その内容が逃げ出したいくらい怖いと、ハッと目覚めたりしちゃいます。
KIMYOで演劇を創るときは、いつまでも闇の中にいたくなるような、
そんな夢みたいな空間や時間を体験させたいな、と考えています。
だから、俳優の方々にはギラギラな汗が流れる演技をさせてあげたいし、
衣裳や舞台装置や照明や音楽も、ギラギラに派手じゃないと気が済まないのです。
まあ、こんな考えだから、アゲアゲエンタメ、なんて言われるのでしょうけれど。

はい。林優くん、こんな感じでよろしいでしょうか?うーむ。
そしてそして。次の方へのバトンタッチ。
ぼくが今度出演する、『刈馬演劇設計社』の刈馬カオスさん、にお願いします。
社会に対して刺激的な作品を、細やかなタッチで提示する、
まさに『演劇人』と呼ぶにふさわしい御方。
そして、どこまでも心優しいお兄様です。

そんな刈馬さんに、同じ劇作家として質問します。
台本執筆に行き詰まったとき、どんなことをすると新たな閃きが産まれますか?

心優しい刈馬さんなので、きっと『なるほど』と頷く解答を出してくれるでしょう!
期待しております!
それではそれでは、長くなるのもアレですし、
アゲアゲエンタメ野郎はここらへんで失礼します。
今後とも、演劇組織KIMYOと、わたくし宮谷達也を
宜しくお願い致します。
みやたに